会議で質問が思い浮かばない時の事前準備 5つのコツ

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「会議中に何も質問が思い浮かばず、発言できなかった…」
そんな経験はありませんか?

会議では、 適切な質問をすることで議論を深め、自分の理解も深まります。
しかし、 何を聞けばいいのかわからないまま沈黙してしまう 人も多いでしょう。

実は、 質問が思い浮かばない原因の多くは「事前準備不足」 にあります。そこで本記事では、 会議前に準備すべきポイント をご紹介します。
わかっていることとわかっていないことを整理する
会議の目的を明確に理解する
事前に質問を考えておく
不足している知識を補う
仮説を立てる

これらを実践することで、 自然と質問が浮かぶようになり、発言のハードルも下がります。
質問ができるようになれば、 議論をリードしたり、自分の意見を伝える力 も身についていきます。

「会議で質問ができない…」と悩んでいる人は、ぜひ試してみてください!

①わかっていることとわかっていないことを整理する

自分がどこまで理解しているかを把握しておくことが質問を考える上での土台となります。
なぜなら

 わかっていないこと=質問事項

だからです。
当たり前だと感じますが、案外忘れがちです。

紙でもPCのメモやパワーポイントでも何でもいいですが、わかっていることとわかっていないことをリスト化しておきましょう。

おすすめの方法としては、構造化して見える化しておくことです。

これにより、

 ・抜け漏れをなくす
 ・頭の整理になる
 ・いつでも振り返れる

ことができるので、まずはここから始めましょう。
構造化の例は、

異動後、「仕事ができない」・「辛い」を解決する仕事術5選

の「3. 論点の構造化」で紹介しているのでこちらも参考にしてください。

このように整理することで、自分の業務を見直すいいきっかけにもなります。

②会議の目的を明確に理解する

参加する会議の目的を確認することで、考えるべきことを絞ることができます。

これにより、あれやこれやと考えてしまうことによる意味のない質問をすることを防ぎ、意味のあることだけに集中して考えられます。

そもそもの人間の機能として、複数のことを同時に考えることは難しいということもありますが、その会議が

 ・何を結論づける、決定するなの会議か
 ・そもそも何のための会議か
 ・参加する必要がある会議か

を明確にして、聞くだけの会議から脱却する必要があります。

「なんとなく呼ばれて参加したけど…」

と思った際は、会議の目的を確認することから始めましょう

これだけでも、何を質問すべきかの道標ができるので、考えやすくなります。

③事前に質問を考えておく

①、②を経ることで、事前に質のいい質問を考えやすくなります。
また、事前に考えておくことで、確実に発言ができるようになります。

①わかっていることとわかっていないことを整理し、②会議の目的を明確にすることで、わかっていないことの中から、会議の目的に沿ったことがらをピックアップします。

それが、業務を進めるうえで必要な質問となります。

もちろん、慣れるまでにも、慣れてからも時間がかかりますが、あなたが「会議で質問できる人」になるには、①、②→事前質問を考えることを徹底しましょう。

④不足している知識を補う

仕事ができる=「しごでき」にレベルアップしたいなら、打合せの議題に関する最低限の知識はいち早くインプットしましょう。

異動して間もない場合や新しい仕事が始まる際は、知識がないがゆえに質問ができません。
質問というのは、ある程度の知識があってこそできるものであって、何もわからない状態では、わからないことがわかりません。

たとえば、新規事業開発に携わる場合、そもそもが未開拓の領域のため、誰もが知識不足の状態です。

新規事業という特性上、「わからないから専門家に聞く」ことが目的のインタビューもあります。
しかし、この際、大概が安くない対価を払いますし、この先も協業したい専門家がいるかも知れません。

そういった際に、裸で挑むのではなく、一定程度の知識、基礎知識はインプットしておきましょう。

そうすることで、相手から「お!この人は勉強熱心だな」と思ってもらうことができ、一目置かれ、その後の協業などもやりやすくなります。

誰もがやる気や熱意がある人と仕事をしたいものです。
やる気、熱意を見せることで、仕事をスムーズに進められ、一段レベルアップが見込めます。

⑤仮説を立てる

業務で必要な知識をインプットできたら、今持っている知識と「今の事業の目指す方向性」から事業に必要な仮説を立てましょう。

これにより、質の高い質問ができ、議論も活発に行うことができます。

たとえば、自社では動画配信サービスを行っており、鉄道関連の新事業を考えるとしましょう。

鉄道業界の課題として、

副次収益の重要性
 運賃収入だけでなく、駅ナカビジネスや観光事業、広告事業などで収益を多角化している。
デジタル化の遅れ
 鉄道会社は歴史が長く、組織が大きいため、新技術の導入やDX(デジタルトランスフォーメーション)が遅れがち。

を調べられたとします。
ここに、自社の方向性として、

移動時間を活用したエンタメの提供
 (例:車内Wi-Fiと連携した視聴サービス)

があるとします。
すると、

仮説
鉄道会社は、副次収益(広告・観光・物販)の拡大を重視しており、動画コンテンツとの親和性が高い。

が、あげられ、

質問例:
 - 運賃収入以外で特に伸ばしていきたい事業領域はありますか?
 - 観光・地域振興といった側面で、動画を活用したプロモーションの可能性をどう考えますか?
 - スポンサーや自治体と組んだ動画コンテンツの展開について、検討したことはありますか?

といった質問ができます。

このように、自社が目指すべき方向性に照らし合わせて、仮説を立てることで、その仮説を検証するための質問が考えられます。

まとめ

今回は、「会議で質問が浮かばない人の事前準備のコツ」を紹介しました。
会議中、質問が出ないときや議論を活発にしたい方はぜひ実践してみてください。

また、今回は、「業界知識」を補うことを例として挙げましたが、「ビジネス知識」が必要な場合もあります。
「ビジネス知識」を学ぶなら、オンラインビジネス学習サービスか、書籍でのインプットをおすすめします。

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また、「質問」だけでなくコミュニケーション力の底上げを図りたい方は、実践形式のビジネススクールがおすすめです。
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