どうも!僕です!
つか〇です!
過去に,機械設計の仕事の流れについて,前編,後編で紹介していきました.
「で,結局何から学べばいいの?」
ってなります.
結論を言うと,「すべて経験しながら学べ!」です.
「そんなんなんのアドバイスになってへんやーん」
って言われそうですね(笑).
つか〇的には間違ってないとは思いますが,それでも早く独学で学習,スキルアップしたい方には効率のいい順番があると思ってます.
なので,本記事では,つか〇的効率のいい機械設計の学習順番について紹介します.
おさらい
まず,機械設計の仕事の流れは以下の感じですね.
つか〇的には,お客様とのすり合わせし,要求仕様を決定していく一番最初の段階が大事だと思ってます.
ここを無視してしまうと,せっかく作ったのに,
「思ってたのと違うんですけど...」
ってなりかねます.
それをなくすためにはここが重要です!
ですが,いきなりここでクリティカルな答えを出すのは至難の業です.
泥臭く,後の工程でもすり合わせをしていくことは,初心者にとって避けては通れません.
そのために必要なスキル,知識を紹介していきます!
①お絵描きスキル
「まずは絵を描いてみましょう!」
「ふざけてんのか!」って言われそうですね(笑).
絵を描くことは結構重要です.
実際に設計では,CADが発達した今でも「ポンチ絵」と言われるラフな手描きでざっくり描きます.
なんせ,手描きだから,アイデアを絵にしやすく,可視化しやすいんですよね.
(CADはやはりささっとは描けません...)
なので,ささっと描けるのは重要なんですよね.
ただ,別に漫画家や画家のようなスキルを身に付けろって言ってるわけではありません.
基本的には立体的に表現できればOKかなと思います.
CADを使用していない一昔前は,角度とかを気にしながら描いていたみたいですけど,今はラフに描いて,構成がわかればいいのかなと感じてます.
要するに,「アイデアを描いてみろ」ってことですね.
②CADスキル
CADは現代では必須のスキルですね.
CADであらゆるものを3D化して,イメージを形に変えていきます.
簡単な操作は,実務でかなり身につきます.
で,基本は簡単な形しか作らないのかなと思ってます.
あまりに複雑なものを作ったり,こんな形も出来まっせ!とアピールしても実現方法がなかなかなかったりします.
もちろん最近は3Dプリンタの発展により,複雑なものを設計することもあるでしょうし,樹脂の金型だったりもありますので,一概には言えませんが,それは都度覚えていけばいいでしょう.
また,2DCADも使えるといいでしょう.
装置の搬入における配置レイアウトや電気回路図,空圧機器回路図など,3DCADでは,表しにくいものだったり,そんな複雑じゃないからささっときれいに描きたいときとかに使います.
とにかく大事なのは,基本操作だけです!
何事も基本は押さえましょう!
③製図スキル
やっと製図という言葉が出てきました.
機械設計といえば製図だとイメージしている方も多いんではないでしょうか?
ここは,ぜひ最初の方に押さえていただきたい内容です.
つか〇は,コロナ禍の新入社員ということもあり,体系的に教わる機会がなかったのですが,例年だと初心者はポリテクセンターで製図の基礎を学べるらしいです.
(集まることがダメだったので...)
今後は人数制限などはあるかもですが,開催されそうですので,一度受講することをお勧めします.
つか〇は,まだまだ知識は足りませんが,「機械設計製図便覧」を参考に描いてました.
これは機械設計者は必携の書物です.
JISで規定されているので,これがスタンダードです.
これを参考に描けば,間違いないです.
あと,製図にはセンスも問われまして,寸法の配置など細かく指摘されます.
特につか〇は体系的に学んでいないので,とにかく描いて,検図してもらうってのを早いサイクルで回すのを意識しました.
フィードバックがないとわかりませんからね.
製図は知識として入れる分には一人でもいいですが,実際に描くのは,ポリテクに行ったり,先輩,上司に見てもらうのが近道ですので,どんどんダメ出しをもらいましょう!!
プライドなんて最初は0でOKです!
④材料知識
材料知識はため込んで,実際に目で見て確認するのが一番いいと思ってます.
なので,つか〇はあまり勉強できていません...
ですが,後悔もしています.
やっぱり,都度調べるのは時間のロスですよね.
なので,「はじめての機械設計 ~板金の選定のコツ① 材質編~」で触れたように,よく使うのだけは知識としてため込みました.
材料に関して,つか〇も課題なので,順次勉強しつつ紹介していければと思っています.
乞うご期待!!
⑤加工知識
加工知識は,コスト面でかなり必要になってきます.
設計したものに作れない部材があったら意味ないですよね.
実際に加工を体験することも大事です.
上記のポリテクセンターでも,加工に関するセミナーもあります.
また,実際に受講ができなくても,YouTubeなどで様々な加工を動画で見れます.
つか〇は,「ついてきなぁ!加工知識と設計見積り力で「即戦力」」ででてきた加工法を片っ端から見て,想像してました.
加工知識は知っていると知っていないでかなり変わります.
つか〇は,まだまだですが,加工業者とのやり取りもかなり変わるそうなので,早めに身に付けておくと一目を置かれるかもしれませんね(笑).
⑥機械要素知識
機械要素について,まず最初に「ボルト」について学びましょう!!
必須です!
過去記事でも,「はじめての機械設計 ~ボルトの選定①~」,「はじめての機械設計 ~ボルトの選定②~」で紹介しましたが,まずこちらでざっくり把握したうえで,詳しく学ぶといいと思います.
その他,軸やベアリング,ばねなどもあります.
つか〇は,まだそういったものを設計に使うことはなかったですが,何に使われるかくらいは把握しています.
つか〇も勉強途中ですが,一緒に勉強していきましょう!!
⑦からくり,メカニズム
からくり,メカニズムは,つか〇の後悔しているところです.
もっと早く学べばよかった...
機械がどういう動きをするのか,世の中にどういう機構でどういう動きをするのか知ることができるんですね.
なので,少し勉強につかれたら,ぱらぱらとめくって気になるところを見てみるっていうのがいいのかもしれませんね.
つか〇も,いろいろ調べていこうと思ってます.
これを蓄えておくと,
「これとこれで実現できそうだな」
とか,想像力が養われると思います.
機械設計において,想像力は大事だと思っています.
「この機構とこの部材でこれこれできるな...」
なんてぱっと頭に思い描ければ,強いですよね.
なので,つか〇も勉強します!
後々,紹介したいと思います.
まとめ
機械設計って学ぶ分野が広すぎて,何から手を付けいいかわからなかったと思います.
機械設計初心者の方の道しるべになればと思います.
また,同時にこの記事を書いてて,勉強しないといけないことが浮き彫りになったので,つか〇も勉強していきます!
一緒に機械設計者として,活躍していきましょう!!
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