はじめての機械設計 ~機械設計初心者が勉強すべきこと,独学ですべきこと編~

技術
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どうも!僕です!
つか〇です!

機械設計初心者,あるいは,未経験者にとって,機械設計に必要な知識って何から学べばいいかわかりませんよねー
つか〇もそうでした.

つか〇は,2020年度入社なので,出社しても教えてもらう人は少なく,外部のセミナーなども受けることはできませんでした.
この一年間はほぼ自習して,いざ仕事をもらったら,学んだことを反映するといった,ぶっつけ本番の連続でした.
(都度教えてもらうことはありましたが.)

ですので,その間につか〇が勉強したこと,ツールについて紹介したいと思います.

独学で学びたい人,何をしたらいいかわからない人はぜひ参考にして下さい.

機械設計を学ぶ上で

まず最初に機械設計を学ぶ上で,ものすごい幅広い知識が必要となります.
また,最近流行りのコロナウイルス...
ではなく,プログラミングのスキルより身につくスピードが遅いと思っています.

なぜなら,圧倒的に一つ一つの成果を得るのが遅いからです.

プログラミングは基礎的なことなら書きながら即実行し,失敗して,修正するっていうサイクルが早いんですよね.
フィードバックが早いです.

一方で,機械設計は,失敗したら次,修正するのにめちゃめちゃ時間がかかります.
詳しい流れについては,「機械設計ってどんなことするの?CAD使えるだけではだめ?①」,「機械設計ってどんなことするの?CAD使えるだけではだめ?②」で紹介していますが,1サイクルが長いです.
設計したものって,部材が納入されてから組み立てるまで,成功か失敗かわからないんですよね.

ここがやはり成長していくうえでネックだと思います.
トライアンドエラーはかなり大事です.
失敗から学ぶことが大事です.
なので,大事なのは,実践して失敗して学ぶことだと思っています.
また,上述した理由ともう一つ,機械設計で失敗を恐れないといけないことがあります.

それは...

「事故ったらやばい」

です.
装置を設計して,リスクアセスメントなるものをしたりします.
簡単にいうと,

「この装置,人に危害を加える動きしないよね?」

ていう評価?審査?みたいなものがあります.

そうなんです.
機械ってめちゃめちゃ危険なんです.

このこともあって,失敗できないから,慎重になるし,そのため,期間も長くなるし...
で,1サイクルがかなり長いです.
ですので,成長はかなり遅いと思ってます.
知識をつけても,実際に目で見ないことにはわかりません!!

つか〇の場合は!!

だからといって,前もって知識をつける必要はないかと言われれば,答えはノーです.

身に付けた知識を実践に反映して,自分の目で確認するのが早いでしょう.

以下では,高度な専門知識っていうよりかは,基礎的な知識について学ぶものを紹介していますので,気軽に学べると思います.
ぜひ,参考にしてください.

YouTubeから学ぶ

まずは,現代っ子ぽく,YouTubeから学びましょう.
つか〇が,最初に見ていた動画は機械設計エンジニアの基礎知識 MONOWEBの動画です.

機械設計エンジニアの基礎知識 MONOWEB
国内No1.機械設計エンジニア教育ポータルサイト「MONOWEB」が運営するYOUTUBEチャンネルです。 <YouTubeにはない知識も学べます> ▼ 300万人以上の機械設計者が学習するWeb学習サイトはこちら ▼ 全18冊の「無料テキスト」で学べます (製図、材料力学、機械力学、熱力学、流体力学、機械要素、3DC...

製図の基礎から,材料力学,設計,機械要素部品,機構など広く紹介してくれています.

「これだけ見ればOK!」

とはなりませんが,大まかに機械設計で必要な基礎知識を紹介してくれています.
(もう一度見直そうかな...(笑))

また,集中して見るっていうよりかは,何かしながらでいいと思います.
つか〇は,朝,出勤の準備中,歯を磨きながらとかに見ていました.
通勤の電車中とかもいいかもしれませんね.

一回の動画も長くて10分強ですから,毎朝一個ずつ見るとか,一週間見たら週末に復習するとかYouTubeならではのやりやすさもあります.

この動画で機械設計に必要な知識の概要を学びましょう!!

書籍から学ぶ

次は,書籍を紹介します.

機械設計における名著!実際の設計です!

この本は根強い人気があります.
初心者はとりあえずこれを読んでおけと言われます.

これは,設計の知識というよりかは,「設計において何が大事か?」に重きを置いた本だと思っています.
もしかしたら,大学等で専門知識を見つけている方も多いかもしれませんが,設計とは?ていうところを学んだ人は少ないと思います.

表紙の「価値から機能を機能から構造を考える」ていうのがこの本の内容を凝縮していますので,ぜひ手に取って,設計の真髄を学んでください.

もちろん,機構的なことにも触れています.
また,機械だけでなく,エレクトロニクス,ソフトの設計についても書かれています.
機械に携わる以上,必要な知識ばかりとなっています!

書籍としてはこれ以外に,メカニズムを紹介しているものも手に取ってみるといいかもしれません.
どういう機構があるのかを知っておくと,発想に幅が出るのでいいと思います.

まとめ

独学で初心者が学ぶものについて,紹介しました.

正直,最初は広く浅く知っていくのがいいと思います.
実践の中で,知識が付き,どの知識が必要なのか?ていうのがわかってきます.
そのうえで,専門の本を読んだり,外部のセミナーを受けたりするのがいいと思います.

プログラミングと違って,機械設計は独学で進めるのが難しいとつか〇は思います.
なので,会社を使い倒して,成長していきましょう!!

つか〇も,圧倒的に成長します!!

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