転職前にチェック!避けるべき職場環境8選

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毎日なんとなく疲れている。
イライラが止まらない。
だけど、同僚も頑張ってるし、これが“普通”の社会人なんだろうか…。

そんなふうに感じたことはありませんか?
実は、働く環境が悪いことにすら気づいていない人は意外と多いのです。
一見まじめに見える会社や、華やかな業界の裏側に、「心と体を壊す職場」が潜んでいるケースも少なくありません。

この記事では、科学的根拠をもとに「避けるべき職場環境」を8つご紹介します。
読み終わるころには、今の職場に居続けるべきか、すぐ離れるべきかの判断ができるようになるはずです。

悪い職場環境による影響

「時間」と「職務」に乱れがある職場は、あなたの心身を確実に蝕みます。

悪い職場環境が健康に与える影響は、医学・心理学の研究でも明らかになっています。
単なる「疲れ」ではなく、うつ病・生活習慣病・脳機能の低下・死亡リスクの上昇にまでつながるケースがあるのです。

以下で悪い職場環境の条件を紹介しますが、当てはまるものがあれば、早急な転職・環境改善を検討すべきでしょう。

時間に乱れがある職場

働く時間の混乱により健康を害します。
時間の乱れによる危険がある職場の特徴4つを見ていきましょう。

①シフトワーク

ここでいうシフトワークは、不定期で深夜や早朝に勤務がある状態を指しますが、糖尿病、脳機能の低下、体内時計のリズムの乱れを引き起こすとされています。

このシフトワークは、社会インフラに関わる職種も多くあり、貢献性が非常に高いですが、仕事選びの際は考慮しておくといいでしょう。

②長時間通勤

長時間通勤は運動・睡眠時間が減り続けます
また、肥満の人が多く、離婚率も高いことが報告されています。

注目すべきは、一時的に減るのではなく、「減り続ける」ことです。
通勤時間が長いまま生活していくだけで、不健康の道まっしぐらというわけです。

これにより、運動や睡眠によって生活習慣やストレス解消ができず肥満になったり、家族との時間も余裕もなくなり離婚率が高くなると考えられます。

異動で職場が遠くなった場合は、住居を見直すか職場を見直すのがよいでしょう。

③長時間労働

いわずもがな、最悪の場合過労死に至ります。

労働時間の基準は「週41時間以内」です。これ以下であると健康への悪影響は極端に下がるそうです。

一方で、週41時間以上の労働は脳卒中リスクが高まるそうです。

週5日×8時間/日が会社で決められている人が多いと思いますが、慢性的に残業をしている人は要注意です。

④ワークライフバランスの崩壊

プライベートな時間で少しでも仕事のことが頭によぎるのはワークライフバランスの崩壊の前兆と言えます。

この場合、自分でも気づかないうちにストレスを感じており、運動やマッサージをしても解消されないそうです。
もちろん、ガッツリ仕事をするのも危険で、うつ病や不安障害の発症リスクを160%以上高めてしまいます

オンオフは明確にし、休む時は一時も仕事のことを考える必要のない職場に移りましょう。

職務に乱れがある職場

仕事や報酬の内容に一貫性がない職場もまた健康に危害を加えると言われています。
以下の4つの職場には気をつけましょう。

①雇用が不安定

社員の解雇が多い断続的にしか仕事がない職場は幸福度を下げてしまいます。

近年、フリーランスや独立がもてはやされていますが、注意が必要です。
仕事への裁量が大きいため幸福度が高い一方で、スキルがなく安い案件のみでいつ途絶えてもおかしくない状態の場合、幸福度は下がってしまいます

会社に勤めるにしろ、独立して働くにしろ、継続して仕事をもらえることを重視しましょう。

②心理的安全がない

心理的安全とは、恥ずかしい失敗やミスをしてもバカにされず、助けてくれると思えることです。
この心理的安全がないと、死亡率が50%高くなってしまうことがわかっています。

この心理的安全がない職場に居続けると、運動不足や喫煙が引き起こす健康への危害より悪いと言われています。

  • 出世競争が激しい
  • 適切なフィードバックを与えられるシステムがあるか
  • 困りごとは会社がなんとかする姿勢か

1点目については適切な競争であればいいですが、過度な競争には気をつけましょう。
また、2点目はそもそもフィードバックがない職場や罵倒や叱責のみのフィードバックしかない職場には気をつけましょう。

失敗した後の自分の立場が脅かされる職場からは離れるのが得策でしょう。

③仕事の裁量がない

自分で仕事のタスク内容やスケジュールを決められない職場はストレスを蓄積させ、慢性病のリスクを高めるそうです。

以下の特徴がある職場は裁量がない職場として注意しましょう。

  • マイクロマネジメント
    (細かい資料チェック/細かい外出許可)
  • タスクスケジュールが決められている
  • タスク内容が決められている
  • 会社のルール(給料、制度など)に意見を言っても反映されにくい

4点目は難しいかもしれませんが、上記の4点に当てはまる職場は避けたほうが良いでしょう。

④組織に不公平が多い

成果と報酬(賃金)が結びつかない環境ではモチベーションの低下だけでなく、死亡率や精神病の発症率をも上げてしまいます。

人は「他人との比較」で自分の満足度を決めているため、自分より成果を出していない人が自分より報酬をもらっているとストレスを抱えやすくなるようです。

Amazonは信賞必罰の明確化を徹底している企業として知られており、急成長を遂げた次期には従業員の行動や貢献を蓄積したデータベースを構築しています。

同じ成果でも評価が偏る職場は、見直すべきでしょう。

まとめ

働く環境は、あなたの人生そのものに直結します。
「うちの会社、ちょっと変かも?」そう思ったら、それは立派なサインです。

本記事で紹介した「避けるべき職場環境8選」をチェックリストにし、今の仕事・次の転職先を見極めていきましょう。
環境を変える勇気こそ、人生を好転させる最初の一歩です。

今回の記事は、書籍「科学的な適職」を参考に紹介しています。詳細について知りたい方は本書を手にとってお読みいただくのがおすすめです。

また、転職を考える際には、どのように転職で自分のキャリアを実現するのか、情報収集するのが効果的です。
以下に、転職を考えたら読むべき本を紹介してますので、ぜひ参考にしてください。

転職を考えたら読むべき本4選

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