クリティカルシンキングによる思考の整理 4つのコツ

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「クリティカルシンキングは大事」とよく言われますが、実際にどう活用すればいいのか悩んだことはありませんか?  

「論理的に考えろ」「構造化して整理しろ」と言われても、何から手をつければいいのか分からない…。そんなモヤモヤを抱えている方は少なくないはずです。  

本記事では、クリティカルシンキングを実践で活かすための具体的な思考整理術を4つ紹介します。
論点を明確にし、フレームワークを活用しながら考える方法を知ることで、頭の中の情報をスッキリ整理し、より客観的な思考ができるようになります。  

グロービスで「クリティカルシンキング」を学び、実際に仕事で活用して評価を得た経験をもとに、誰でも実践できる具体的な方法を解説します。
クリティカルシンキングを「学ぶ」から「使える」に変える第一歩を、一緒に踏み出しましょう。

①論点を明確にする

クリティカルシンキングを活用した問題解決で最も重要なのが「何の問題を解決するのか」です。

そもそもとして正しく問題設定ができていないと、わざわざ構造化して解決策までを出してもどこにもなににも使えないものになってしまいます。
こういったムダを防ぐには、論点を明確にすることから始めましょう。

ただ、いきなり「会社の最適な組織は?」みたいな大きいことから始めるのは、練習としてはおすすめしません。
なぜなら、問題が大きすぎて、検証もできずに良し悪しが判断できず、構造化のやり方が合っていたのかわからなくなるからです

そもそも、物事を構造化して考えるのは、1回で終わらず、何度も様々な切り口で構造化することで自分の身になります。
そのため、まずは自分の業務で身の回りのことを題材として始めましょう。

私の場合、80人前後の会議体で話すことが定期的にあるので、話すテーマに対して、

「参加者の興味・知りたいことは何か?」
  L現状?
  L施策?
  L今後どうするか?
   Lそれぞれどこまで知りたいか?

というのを毎回考えてます。
また、メール作成についても、

「何をどういう表現を使って文章書けば一発で伝わるか?」
  L宛先は?どの立場の人?
  Lメインで伝えること、メインメッセージは?
  Lメール文面の構造は?

みたいに日々の業務でも論点に立ち戻ったり、具体的な内容を考えたりと行ったり来たりしながら考えてます。

こうすることで、物事を脱線せずに考えることができ、よりシンプルかつ効率的に業務や問題解決を行うことができます。

②フレームワークを強制的に使う(横に広げる)

フレームワークを使うことで、自分の思考だけでは考えつかなかった角度で物事を考えられます

クリティカルシンキングとは、直訳すると「批判的思考」です。
これは、「否定」ではなく、自分の思考を批判的に考えることで、「他の角度」で物事を考えられるようになる思考のことです。
この強制的に「他の角度」で物事を考えるのに最適なのがフレームワークです。

フレームワークとは、経営戦略やマーケティングに代表されるような『PEST分析』や『SWOT分析』、『3C分析』、『4P分析』、『サプライチェーン分析』…など先人達が積み上げてきた外部環境・内部環境分析などに使われる思考の枠組みです。

例えば、「自社製品の売上が下がっている」といった問題があったとします。
このとき、
 ・「営業の売り方が悪いからだ」
 ・「生産が追いついてないからだ」
など、自分の目で見えている範囲で問題解決を考えてしまいがちです。

しかし、『3C』分析を使うことで、
 ・「自社製品の品質が落ちた」・・・自社(Company)
 ・「競合が新しい製品を出したから」・・・競合(Competitor)
 ・「顧客がタイパを重視するようになった」・・・顧客(Customer)
のように、問題が自社内以外にある可能性も見いだせます。

こうすることで、社内の、解決しても効果の小さい問題に取り組むことなく、効果の大きな問題解決に取り組むことができます。

このようにフレームワークに強制的にはめ込んで考えることで、物事を批判的に捉えられ、真の問題解決に繋げられます

③より抽象的なフレームワークから使う(縦を行き来する)

クリティカルシンキングをする際は、「より抽象度の高いフレームワーク」から考えることをおすすめします。

抽象的な段階で取り組まなくていいことがわかれば、その可能性をなくし、効率的な問題解決を行うことができます。

例えば、上述した『3C分析』より抽象度の高いフレームワークとしては、『PEST分析』が考えられます。
『PEST分析』は、
 ・Politics:政治
 ・Economics:経済
 ・Society:社会
 ・Technology:技術
という4つの枠組みで外部環境を分析するフレームワークです。

また、『3C分析』より、抽象度の低い(=具体的な)フレームワークとしては、『4P分析』があげられます。
『4P分析』は、
 ・Promotion:販売促進
 ・Product:商品
 ・Price:価格
 ・Place:流通
の4つの要素で自社製品を分析するフレームワークです。

下図のように、これらのフレームワークを抽象度の高い順に当てはめて考えていくことで、変化や影響がない要素についてはそれ以降深掘りをせずに、「考えるべきこと」のみを掘り下げていくことができ、時間と労力の削減になります。

④とにかく書いて構造を可視化

①で論点を明確にしたら、②、③で考えたことをとことん書いて可視化し、何度もトライアンドエラーを繰り返すことで、質を向上させます。

人は頭で考えるだけでは限界があり、一つの論点から、いくつもの小論点、原因、解決策が必ず出てきます。
そのため、紙でもPCでもスマホアプリでもいいので、可視化して、全体を上下左右行ったり来たりしながら考えましょう。

コツとしては、「②フレームワークを強制的に使う」ことで横に、「③より抽象的なフレームワークから使う」ことで縦に構造化できていることを意識します。
下図のように、横方向には「MECE(漏れなくダブりなく)」なっているか確認します。
また、縦については、下方向へは「なぜそうなのか?(Why)」、上方向には「だから、なに?(So What)」と因果関係が崩れていないかを確認します。

これにより、あらゆる可能性を検討し、説得力のある主張ができます。
クリティカルシンキングは、このようにして活用します。

まとめ

本記事では、クリティカルシンキングを実践するための思考の整理術を紹介しました。

クリティカルシンキングの考え方が身についてきたら、「論点を見極め、仮説を立てられる」ことが次のステップとなります。
以下の記事では、論点の見極めと仮説の立て方を学べる本について、紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

問題解決を学ぶなら?「しごでき」になるための本4選

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